棲み家は森の中

富士山山麓の小さな山荘に棲み始めました。深い森の広がる静かな環境で生活をしていると、森の声が聞こえてきます。

障子つくり

障子つくり3作目-完成しました

ひとまず完成した障子ですが、今回は障子つくりも3作目になるので、最後に一工夫します。 ということで。 一度、収めていた障子を取り外してきました。 マス目のなかのひと区画を切り抜いていきます。 カッターで切れ目を入れて、切っていきます。 斜め隣の…

障子つくり3作目-障子紙貼り

いよいよ障子紙を貼ります。包装には、4倍つよい、断熱効果もあるとかいてあります。 まずは障子用のりを外枠に塗っていきます。吐出口の形状が工夫されているので、縁に当てながら滑らせていくとうまく塗ることが出来ます。 桟の上にもぬりぬりして。 障子…

障子作り3作目-桟の組立

しばらくの間本拠地に戻り、2月になり確定申告を済ませたところです。 ところで障子つくりの方はいよいよラストスパート、塗装した桟を組み立てて障子本体を作ります。 まずは作業台で仮組したら。 桟受けの溝に接着剤を流し込み。 桟を落とし込み、しっか…

障子作り3作目-塗装

ぶじに桟加工も上手く行ったので塗装に移ります。塗料は水性の透明ニスにしました。白木作りの風情が良いのでそのまま残しておいて耐久性とカビ対策のために透明ニスを塗っていきます。 作業台に持ってきて。 まずやることは、バーコード剥がしです。これが…

障子作り3作目-桟つくり

いよいよ障子つくりも再開し、肝心かなめの桟作りとなります。材料は12㎜角の桧を使います。ところで今回の桟の加工寸法はすべて現物合わせになります。 まずは材料を前回作った桟受けにいれて長さをマークしておき。 マークにそってジグソーでカットする…

障子作り3作目-桟受け加工

前回はフレームの接着をしたところです。さて今回は、フレームの内側に障子の桟を受けるための桟受けを加工していきます。この桟受けの数と配置は障子のデザインに直接関係してきます。出来上がりの障子をイメージして、自分の作りたいマス目の大きさと桟の…

障子作り3作目-フレーム接着

さて今回はフレームの接着工程です。 新しく障子を作る場合には、フレームは直角を出しながら組み立てるのでしょう。しかーし、古い家屋でカーテン付けの窓に後付けの障子を作るときに、どのようにして隙間なく組み立てるか?と考えて思いついた案が、窓枠そ…

障子作り3作目-トリマー加工

前回の記事で障子のフレームが出来ました。今回は、レールの中でうまくスライドする様に上下のフレームを削っていきます。2作目の時には上部は角材を貼り付けて作っていたのですが、今回はトリマーで削り出して一体物で作ります。手間がかかりますが、丈夫…

障子作り3作目-フレーム作り

こんにちは。明けましておめでとうございます。今年も何やかやとDIYをしながら森の中の生活を綴っていきますのでよろしくお願いします。 正月は本拠地でゆっくりしていました。しばらく休んでいると仕事をしたくなり、今週から富士山麓の山小屋に移動して過…

障子つくり3作目ーレール作り

今回は障子が滑るレール部分を作っていきます。いわゆる和室の作りでは、下側は敷居、上側は鴨居と呼ばれている部分のレールにあたります。 前回の記事では、窓枠部分の拡張をしました。 moribito70.hatenablog.com さて加工を始めるまえに、グラフ用紙に寸…

障子つくり3作目

先日初雪が降って、ここ富士山麓でもいよいよ冬本番になってきました。ところで我が家の2部屋あるうちの、洋間は断熱と無垢材の壁へのDIYが進んできて住みやすくなってきました。DKが夜の間に4~5℃位に下がっているときでも、約10℃位をキープすることが…

障子つくり2作目 完成しました。

今回は組立から完成までです。 フレームと桟を仮組で確認したら、接着剤を使って組み立てて行きます。フレームの溝へ接着材を塗布し、桟の交差部へ接着材をつけて、同時に固定します。

障子つくり2作目 その4

今回は障子の桟つくりになります。桟の材料は桧の9㎜角を使っています。 まずは、フレームの桟が入るところの溝加工からスタートです。溝の位置は、桟の数とデザインで決まり、想像力を発揮するところですが、桟の数が多いと加工が大変になります。

障子つくり2作目 その3

先回の続きです。窓枠が出来たところで、つぎに障子のフレームを作ります。間口2.3mを障子3枚でカバーすることにしました。したがって障子のサイズは幅78㎝、高さ171㎝となります。今回の障子は背が高いので、真ん中に横桟をいれて補強することにしました。

障子つくり2作目 その2

先回の続きで、窓枠を完成させます。 まず、左右の窓枠を取り付けます。2×4材を加工・塗装して、既存の窓枠の上に接着剤と木ねじを使い固定します。

障子つくり 2作目

かねてからの冬越え対策として、ガラス窓に障子の内窓を作り始めています。その2作目として、吹き出し窓用の障子にチャレンジしています。この南に面した窓は、間口が広いため3枚に分けて作り、強度も出るようにします。さらに冬日を取り込めるように、開け…

障子が完成しました。

ようやく障子が完成しました。完成写真がこちらです。 マス目は正方形に近く、大きめに作ってあります。小さく作ると加工の量が多くなり大変なのと、吉村順三さん(著名な建築家)の障子の様式が好きで以前にも作ったことがあります。この吉村障子は、大きめ…

障子を作っています。その2

障子用の窓枠ができたところで、つぎに障子の外枠を作ります。 障子の外寸=高さ✖幅 をまず決めて行きます。 外寸高さ=上溝と下溝の間隔ー滑るためのあそび となります。 ここで上溝を形つくっている角材は9✖15mmを使っているので、あそびは約半分の8…

障子を作っています

我が棲み家の窓は、すべてがアルミサッシとカーテンの作りになっています。カーテンは夏には使いやすいのですが、冬になるとガラスで冷えた空気が下りてきて寒さが半端でありません。寝てると顔が冷えてきて目が覚めてしまいます。 今年の越冬のためには、一…

冬越しの準備

棲み家のある富士山麓の冬の寒さは、かなりなものがあります。河口湖の湖畔よりもさらに上がってきて標高は1200mくらい。寒いときは-10℃以下になるそうです。寒冷地の基準と照らし合わせると、北東北から北海道の寒さに相当します。残念ながら、私は…