我が棲み家の窓は、すべてがアルミサッシとカーテンの作りになっています。カーテンは夏には使いやすいのですが、冬になるとガラスで冷えた空気が下りてきて寒さが半端でありません。寝てると顔が冷えてきて目が覚めてしまいます。
今年の越冬のためには、一部屋=寝るとこ だけでも内窓を作ろうと計画していましたが、作るための方法と材料の調達などなどがあって、ようやく10月から障子作りを始めています。
日本家屋の障子には、保温性の向上に加えて、柔らかな採光や外部からの目隠し、部屋の雰囲気が落ち着いたものになるなど、古来から親しんできた良さがあります。
いろいろ調べて、おおよその作戦が立ちましたので開始します。あとは臨機応変にです。
・窓枠の拡張、溝と押さえ枠つくり。
・障子の枠つくりと桟つくり。引き違い戸なので2組作ります。
・塗装
・障子張り
の手順となります。
肝心なのは、窓枠の拡張と障子の外枠、それらがうまく溝に入るように加工することです。
まずは、カーテンレールを外して窓枠の拡張のために角材を取り付けていきます。木ねじと接着剤で取り付け、ダボで木ねじをかくします。
次に窓の下枠に取り付けるため、桧の板に障子の滑る溝を加工します。あて木をして直線を出しながら、トリマーで3mm深さの溝を掘っていきます。端にはごみの掃き出しのために逃げを作ります。
桧板を接着材と隠し釘で固定します。
写真に撮っていませんが、上枠の溝は深いので、トリマー加工ではなく角材9×15㎜を隠し釘で接着しました。
隠し釘とダボをカットして、塗装をしたら漸く完成です。
まだまだ続きます。
ではまた。