前回の記事で障子のフレームが出来ました。今回は、レールの中でうまくスライドする様に上下のフレームを削っていきます。2作目の時には上部は角材を貼り付けて作っていたのですが、今回はトリマーで削り出して一体物で作ります。手間がかかりますが、丈夫になるのと寸法の自由度が大きくなる利点があります。
ところで今回の加工の途中で長年使っていたトリマーが故障したため、新品を通販で購入しました。機種はマキタのM373。DIY用として販売されていました。取り出してみたところなかなか良さそうな面構え。
前回の仮組していたフレームをばらして。上側のフレーム材に切削の寸法を記入したところ。
トリマーに取り付けたガイドを使い、当て木にあてながら削っていきます。ずーと押し付けながら削っていくと溝が出来てくる。
出来上がったところ。室内にもってきて、窓枠に入れてみる。滑り具合が悪いときには、幅を狭めたり深さを削り込み、調整を重ねる。ここは現物に合わせるのが一番。
さて上下が出来たところで、フレームを組み立てて嵌り具合を確認。
もう一組を同様に、ああだこうだしながら作ったら、2組共に窓枠に入れ、収まり具合を見てみる。まあー良いんじゃないかな。隙間は隙間テープで塞げばいい。
ということで2組のフレームが無事窓枠に収まった。センターの重なりもよさそう。
ここまで来ると、少しづつ進んできたのが目に見えてくる。
つぎはフレームの接着工程です。
ではまた。