棲み家は森の中

富士山山麓の小さな山荘に棲み始めました。深い森の広がる静かな環境で生活をしていると、森の声が聞こえてきます。

初冠雪と秋の気配

 今朝、いつもの朝の散歩に出かけたところ、富士山が冠雪していました。

歩いていくうちに山頂が見え始めてきます。よく見ると、少し先っちょが白い。

 もっと見やすいところに行って、拡大してみると。うっすらと雪が、初冠雪。

 このところ、ここ山麓でも気温が下がってきました。道路沿いにも、ところどころ紅葉が始まっています。

 

 山野草も花が終わりかけて、寂しくなってきました。

こちらは、赤い花の小さな群生。朝日に映えています。

 枯れかかった花から、蜂が蜜を吸っている。

 こけの写真を撮っていたら、細いあしなが虫が数匹一生懸命に活動していた。

 よく見ると、2本の足がさらに長く、触覚の役目をしている。

 いっきに秋の気配が濃くなってきました。

ではまた。

浴室防水工事 タイル目地詰め

 浴室の防水工事の流れで、洗い場部分の壁にオレンジ色のタイルを一列に張りました。今回は、そのタイル間や上下の境に白目地を詰めて、耐久性を与えるとともに見かけを整えます。

 タイルを施工した後には、接着剤がタイルの間や周囲にはみ出ています。

 今回使った抗菌仕様のタイル用目地材。道具は、樹脂のこてで弾力性があるもの。

 まずは、マスキングテープで養生をします。つぎに、霧吹きで水を吹き付け湿らせます。

 目地材は粉のため、トレイを使って水を加えてこねていき、適当な粘度になると準備完了です。

 最初はヘラを使って、押し付けるように塗っていきました。空気を抜きながら埋めるのが肝要だそうです。まわりの目地材はあとで拭き取るので、ごしごしと埋めるのが大事。とはいっても、ちと仕上がりがイマイチ。

 なので、こてに変更したら、こての方が使い易かった。フラットなエッジで弾力があるので、押し付けると綺麗に埋まっていく。はみ出しも少ない。

 なんやかんやで、塗り終わり。

 しばらくしてから、濡れた布でタイルの上の目地材を、丁寧に拭き取っていきます。

 さて、拭き上げたところ。

 最後に養生を取って、十分に乾燥させて、完成です。

 オレンジのタイルに白目地がアクセントになっている。

まあまあですか!

ではまた。

浴室防水工事 タイルを張る

 しばらくぶりに、浴室工事を再開しました。

前回までに、防水塗装までを終わったところです。

moribito70.hatenablog.com

 さてこれからどうするか、調べたりしていました。少しデザインに工夫をする、且つ新しい方法を試すために、タイルを張ることにしました。

タイルは国産の磁器タイルで寒冷地でも使用可能なものです。色はオレンジにしました。冬の浴室を暖かくしようと暖色系で決めました。

 施工方法は、下地が塗装されているので、接着剤にします。ネオピタというタイル専用の貼付け材です。これが、絞り出してみると粘度がとにかく高い。付着したら取るのが大変です。

 まずは、壁の方にゴムヘラでしっかりと塗り付ける。タイルの裏側にも手持ちでヘラを使いこすり付ける。

 つぎに壁の接着剤を均一にするため、溝付ヘラで伸ばします。

 そこにしっかりとタイルを押し付ける。この一連の作業で一枚の貼付け作業となりますが、接着剤が手袋についたり、はみだしたりでぺたぺたとあちこちに付いてしまいます。タイルに着いたものは、すぐにふき取らないと固まってしまう!

 以下この繰り返し、壁に接着剤を塗り、溝付ヘラでならし。タイルに接着剤をつけ、張り付ける。このとき、どうしてもタイルの表に接着剤が付着するのを避けられないので斑点が残ります。そのつど布で拭き取ります。

 ここで最後の一枚は、半分幅が必要となり、グラインダーでカットします。火の粉が飛ぶので、刃は安全な方向に向けて回転させ、まわりに注意しながらカットします。

 ようやく一列を張り終えたところ。接着剤と悪戦苦闘しました。

 2列目は少し工夫をして、先に一列分の接着剤を壁に塗っておきます。溝も付けておきます。

 その後で、タイルに接着剤を付け、張り付けていきます。

 2列目を張り終わったところ。少し手際が良くなった。

 最後の3列目はもう一工夫。接着剤の乾くのに時間があるので、タイルにも接着剤を塗っておくことにします。さらに、ヘラもゴムヘラは幅広のため接着剤がはみ出すので、プラスチック板をカットしてへらを作りました。結果、はみ出しも少なく上手く塗れてます。

 そこに溝をつけて。

 一列分の接着剤塗布が完了したところ。

 つぎに、同様にプラヘラでタイルに接着剤を塗布して。

 並べます。

 最後に、タイルを一個ずつ張り付けていきます。

 今回は余裕で位置の調整も出来るようになりました。表面の汚れを拭いて一列終了。

 3列目にして、なんとかコツが解ってきたところで終了しました。

まあー取り合えずまとまった、出来上がり写真です。

 いやぁー、タイル張りは手ごわかった。一日掛かりでした。
ではまた。つぎは目地埋めです。

秋の風と山野草

 最近の朝は空気が爽やかになり秋の風を感じるようになりました。早起きして散歩すると山野草も秋の風に揺れて咲いています。

 こちらは赤い花々。

 野菊はところどころで咲いています。色と形が微妙に異なる。

 こちらは夏に咲いていたヤマユリ。種が出来てきた。

 白い小花が房状に咲く、サラシナショウマ。あちこちで咲いています。

 背高で夏には多数の白い花を咲かせていた、小さな種に変化していた。

 鮮やかな黄色の花。目立ちます。

 いかにも山野草といった感じの白花の連なり。群生しています。

 こちらもかなり小さい白花。可憐です。

 一輪咲いていたオレンジの花。

 ホトトギスも咲いています。寒冷地のためか背は低い。

 我が家の前に咲いているオミナエシ、和名で女郎花と書くらしい。なんでかな。

 蟻が群がって蜜を吸っていた。なるほど。

 最後に秋の青空と富士山をどうぞ。

 ではまた。

金峰山へ登ってきました

 先週初めのこと、縄文土器を見たのち、金峰山(きんぷさん)へ向かいます。塩山を通り抜け、大弛峠の方へ山道(とはいっても舗装されています)をくねくねと登っていきます。約一時間ほど走ると琴川ダムというところに着きました。すでに夕方の6時頃、ここのダムサイトで夕食と車中泊をしたくなり、管理人さんにご挨拶をしました。金峰山に登る予定だと話をすると、更に車で約40分ほど、大弛峠までは舗装されているとのことでした。了承して頂いて奇麗に管理されているトイレを使うことが出来ました。感謝!

 写真は夕暮れの琴川ダムの様子。閑かな佇まいで、いい雰囲気のところです。

 夜の間に雨がふったのですが、翌朝のダム湖から金峰山の方角を見ると晴れて来そうな気配です。

 早めに朝食を済ませてから、いよいよ大弛峠へ向かいます。舗装された峠道を登っていくと開けたところに出ました。幸いにも晴れてきました。金峰山頂(右のピーク)と五丈岩(左の尖り)が見えています。いまから登るんですよ!と挨拶。

 さらにしばらく登っていくと大弛峠へ到着。すでにかなりの車が駐車をしてました。人気があるのですね。なんといってもここ大弛峠は標高が2300mくらいあり、舗装された峠としては日本一の高さらしい。しかも、奥秩父の盟主、金峰山へは高低差も少なく登りやすい。

 では早速、登山の支度をして歩きはじめます。

 陽のさす登山道を快適に登っていきます。

 途中には、苔の道がしばらく続いています。

 日当たりの良いところでは、細長い柄の先に胞子体が出来ています。この帽子のふたが取れて胞子が飛んでいくそうです。もうちょいかな。

 それから、しばらく登っていくと木の間から富士山が望めました。

 木の間を抜けると展望の良い岩場にでます。ちょっとだけ富士山が。雲海が昇ってきていて、しばらく経つと見えなくなりました。

 行く手に見えるのは朝日岳。雲が流れていい感じです。

 えっちらおっちら登って、朝日岳の山頂に到着。

 朝日岳から見た金峰山。山頂は右側の雲がかかっているところ。

 手前の山すそを巻いて登っていくと石がごろごろの賽の河原にでます。奥の方に金峰山山頂。

 大きな岩が折り重なって歩きにくいところを過ぎると、ようやく金峰山山頂に到着。標高2599m。

 見どころは山頂の少し先にある五丈岩。

 その真下まで行くと見上げるような大きさ「でっかいなー」という感じです。

 左のほうに廻って見ると、とぼけたオジサンを左あごの下の方から見ている様な気がしたのですが? 口と耳と帽子がぴったんこ!

 後ろ側はこんな感じ。この時は青い空がバックとなりました。

 下から登ってくる登山道は千代の吹上方向。最初に登ったのは、はるか32年も前のことでした。いやーあのときは元気だった。

 五丈岩の近くで、コーヒーを沸かして暫しの休憩をしたのち、こけない様に注意しながら下山しました。

 ところで大弛峠でもう一泊車中泊して、反対方向の国師ガ岳に登ろうと思っていたのですが、翌朝は雨風が強くなりやむなく下山となりました。

 今回の登山は、晴れ間が広がり快適な山行となりました。見どころも多かった。

ではまた。

大観の富士

 今朝買い出しで湖畔をドライブしていると、横山大観の描いた富士山そっくりの実物に出会いました。思わず大観の富士だー! と叫んでしまった。

 このあと大石公園まで車で駆け付け、写真を撮ってきました。

雲の合間に見える富士の頂き。河口湖と花々に浮かぶ富士山をどうぞ。

 ところで、大観の絵は、島根県足立美術館にあります。かなり前に拝観したときに買ってきていたハガキがありましたので、写真に撮ってみました。富士山の形も構図もそっくりです。

 いやー、今日はいい日でした。

ではまた。

縄文土器を見に釈迦堂遺跡博物館へ行ってきました

 今週初め、久しぶりに車中泊の旅に出ました。釈迦堂の縄文遺跡を見学し、そのあと金峰山への登山をする2泊3日の旅です。

 まずは車中泊の準備と買い出しをしたのち、河口湖から御坂みちを下っていき勝沼のほうに曲がると中央道の傍にある釈迦堂遺跡博物館に到着しました。

 博物館は見晴らしの良い高台に立っています。この釈迦堂遺跡は、中央道の工事のときに発見され、調査の結果多数の縄文土器が発掘されました。釈迦堂PA(下り)からも歩いて見学することが出来ます。発掘の結果、多数(5599点の重要文化財)の縄文土器土偶が発見され、縄文時代の生活を想像することが出来ます。

 入館しての常設展では、この博物館のマスコットにもなっている、土偶のしゃかちゃん(左側)としゃっこちゃんに会うことになります。しゃかちゃんの優し気な表情は山梨考古博物館のいっちゃんにそっくりです。同じ文化圏のため似ているのかな。

 土偶も多数が丁寧に展示されています。なかでも印象的な土偶を並べてみます。みなさん、とても表情が豊かです。

 過去記事、山梨考古博物館はこちら。

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 展示されている土器は縄文時代中期=約5000年前頃のものです。

 こちらは大きな壺と小型の釣り手土器。実にいろいろな形の土器が造られています。

 写真は博物館を代表する水煙文土器。約1mほどもある大きな壺です。

 よく見ると4か所にある把手の形やデザインが異なっています。縄文時代から、非対称デザインを追求している美の感覚が素晴らしいですね。

 特別展では、ミニチュア土器の展示がありました。

 家の飾りや子供のおもちゃにしていたなどといわれ、余裕のある家庭的な生活をしていたように想像されます。

 縄文時代は約一万年の間、大きな争いもなく豊かな狩猟採取生活をしていたようで、世界でもまれな時代です、羨ましい限りですね。

ではまた。