棲み家は森の中

富士山山麓の小さな山荘に棲み始めました。深い森の広がる静かな環境で生活をしていると、森の声が聞こえてきます。

冬越しの準備

 棲み家のある富士山麓の冬の寒さは、かなりなものがあります。河口湖の湖畔よりもさらに上がってきて標高は1200mくらい。寒いときは-10℃以下になるそうです。寒冷地の基準と照らし合わせると、北東北から北海道の寒さに相当します。残念ながら、私はまだ経験していません。というのも昨年は、水抜きしたつもりでしたが、水道が凍結してしまって、早々に逃げ帰ってしまったからです。

 ということで、今年は出来るだけ越冬の対策をして、住みこなしてみたいと思っています。なんといっても、夏の森の中は葉の緑が濃く涼しくて過ごしやすいのですが、いっぽう冬は、葉が落ちて森の中は明るくなり、日当たりが良くなります。くわえて空気は冷えてキーンとした澄んだ感じになるのが、なんとも言えない良さがあります。

 計画した越冬のための対策とリフォーム計画をあげると、

・水抜き。➡ 水抜き方法の練習をやっています。

・窓に内窓を作り、二重窓にする。➡進行中。できれば一部屋(洋間6畳)だけでも作りたい。

・床の断熱と天井の断熱。➡ 洋間は施工済。

  床は洋間にするときに断熱材と透湿シートを施工しました(過去記事にあります)。

 天井の断熱は、夏の間に洋間だけ、ロックウールの100mm厚を施工しました。

・壁の断熱材施工。➡まだ

・押し入れの断熱。➡まだ。押し入れの壁は薄いベニヤのため、冷気が半端なく来る。

・部屋の間仕切り扉の作成➡まだ。玄関廊下とLDKの間はカーテンのため。

・車の寒冷地対策。➡スタッドレスに交換。同時に、オイルを5Wから0Wに交換、粘土が低く冬期のエンジンの掛かりが悪くなるのを防ぐ効果がある。

今年は、全部は出来ないので、一部屋(洋間)だけでも快適に住めるようになるのが目標。

さて、どこまで行けますか?

ところで、トイレはほぼ完璧。リフォームの練習として、壁と天井は共に断熱材を施工し、床はパイン厚板を上張りしてあります。

ではまた。