棲み家は森の中

富士山山麓の小さな山荘に棲み始めました。深い森の広がる静かな環境で生活をしていると、森の声が聞こえてきます。

鹿と冬富士

 今朝は今年一番の冷え込みでした。起きてみると室内(DK)で-3℃まで下がっていました。寝室はストーブをつけても7℃くらい、なんとか寝れました。

 この寒い朝に窓を静かに開けて、雨戸の隙間から森の中を観察しました。すると鹿が数頭来ていた。鼻で地面を掘って何か食べています。実はこのところ数日にわたり雨戸をガラッと開けると鹿の群れが走り去っていくのを見ていました。そこで今日は写真を撮ろうと狙っていたところです。

 手前の方に1頭、奥の方に3頭いるのが見えます。奥の方からこちらに歩いてきます。

しだいに近づいてきます。地面を鼻づらでまさぐってはなにか食べている様子。

手前に居るのはボス。こちらをじっと見ています。しばらく動かないでいると安心したのか食事に戻りました。

 鹿たちはしばらく食事をゆったりと過ぎしたのち、白いお尻を見せて去って行きました。

 ちと食事処を見てみるとこんな感じ。この辺りは秋に葉が落ちた時、灌木を伐採して開拓をしたところ。日当たりが良く新芽が出始めているのかも。

陽当たりの良い森を作ると、思いがけず鳥や鹿が来てくれるようになりました

 さて昼頃になり、ようやく散歩に出かけました。日当たりは歩くのは快適ですが空気はまだまだ冷たい。途中で遭遇した凍った水溜り。

 こちらは雪が溶けて凍ったところ。危険、避けねば。つるつるです。

 とかなんとか歩いていくと今日の富士山と出会います。

 冬富士も凍って尖っています。

今日は面白かった。

ではまた。