今回は和紙を使ったDIYです。何回か障子をDIYしていたので、和紙に興味を持ってはいたのですがなかなか敷居が高かった。というのも、障子紙や襖紙はホームセンターで手に入るのですが一般の和紙というのはなかなか手に入りにくい。
先日たまたまドライブしていて見つけたのが、身延町の西嶋和紙の里。
店舗に入ると、和紙を使った小物や照明などが展示されています。奥の方には、ずらりと並んだ和紙の棚があります。
和紙の百貨店とあるように、全国の産地から和紙を集めて販売しているらしく、たしかに膨大な種類が揃っています。
これは、なにか作らなければ! とDIY魂に火が付いてしまった。
ということで、買ってきたのが西陣紙。華やかで扉の襖紙に使ってみようと思った次第。和紙の大きさは概ね60㎝✖90㎝。なので3枚をうまく繋いで貼ることになります。
場所は寝室とDKの間の引き戸。よくある柄の襖紙が使われています。これを京風で豪華な和紙に張り替えます。
今回使うのは壁紙を貼る道具一式。
のりは適度な粘度になるように、水で薄めていきます。
まずは、裏返した和紙に刷毛で塗って行きます。柄が透けているところがのりが塗られているところ。
3枚の裏面にのりを塗り終えたらしばらく馴染ませます。
まず一枚目は下の方から。鉛筆のマーカーに端を合わせて、刷毛でしっかりと押さえつけながら固着させていきます。
一枚目が貼り終わったらこんな感じ。
同じようにして2枚目を貼ります。一部は重なっています。
3枚目は上端の境目をしっかりと押さえつけて。
3枚が貼り終わったところ。
周りのカットは枠の境目にカッター刃を当てながらスーと切って行く。上手く切れていると剥がれていきます。
境目は定規を当ててカッターで切り、上の紙だけを剥がしていく。
柄は合っていないのですが、あまり目立たないよう。
雲のながれに金の霧が舞っている様な景色。
さて、出来上がりました。
引戸のひと張りなのですが、なんだか部屋が華やかになったような。
和紙は面白い。いろいろと作りたくなりました。
ではまた。