今回は洋間の壁に無垢板を張って行きます。前回の断熱材の施工からは、一か月以上が経過していて、その間に引き戸に和紙を貼ったりしていました。この和紙の柄で雰囲気が変わったりしたこともあり、無垢板張りを仕上げることにしました。
まずは、上段から進めます。こちらにはパインの羽目板を使います。
まず一段目は桟に接着剤を塗り、羽目板を隠し釘で止めていきます。
サネのところは釘打ちをして固定する。
最後の一枚は、幅をカットして、差し込んで隠し釘で止めると。
上段の羽目板張りは完成です。
さて中段はというと。
こちらは杉板に変更します。というのも従来からパイン材を購入していたホームセンターの仕入れが滞っていて良いものが入手しずらくなってきたからです。まー、材料違いも風情が変わって良いかも知れません。DIYはなんでも対応します。ということで、杉板の色合いを見ながら張る順序を決めていきます。
さて同様に、一枚目は隠し釘打ちから始めます。
最近になって気づいたのが、鋸でカットするとき裏面を上にして切ると下面の表面の毛羽立ちが少なくなり、ペーパーヤスリの仕上げが省けるという事。
写真はカットした直後の面の毛羽立ち。
下側の表面には毛羽立ちが見られません。これは日本方式の鋸刃では刃の方向により抜ける側に材木が引きずられる事から来ています。職人さんは知っていることでしょうが、DIYですから最近になって気づいたのでした!
とかなんとかやっているうちに最後の一枚となり。
ここの幅カットは、鋸刃に角度を付けて切って行きます。
すると入れ込むときに、上側につかえないですんなりと嵌ります。
これで羽目板張りは完成しました。
これで寝室の壁は、断熱と無垢板張りがほぼ完了しました。おかげさまで冬場の寒さはかなり和らいで来ました。DKと比較すると約5℃くらいは暖かく推移しています。
ではまた