棲み家は森の中

富士山山麓の小さな山荘に棲み始めました。深い森の広がる静かな環境で生活をしていると、森の声が聞こえてきます。

富士山五合目まで登ってきました

 秋も深まってきたところで、紅葉も見頃とおもい登山をしようと思っていました。さっそく晴れ間の広がった日曜日、久しぶりに富士山五合目まで登ってきました。ことしは4月に登っているので2回目になります。いつもの様に、朝の食事と弁当作りを同時にすませ、いそいそと出発。

 登山口の馬返しに9時到着。さっそく登りはじめます。吉田口のスタートはこの鳥居から。見ると木々の紅葉が始まっています。

 紅葉で彩られた登山道を登って行きます。冷え切った空気の中をゆっくりと歩いていくと身体も快調になって来るような気がします。

 朝日が横から差し込んで自然の作った日本庭園のような風情。

 一時間半ほど登ると、最初の見晴台、三合目に到着。空気が澄んでいて、御坂山塊の奥には、奥秩父の山々が見えています。

 ここにはカエデの大木があり、みごとな紅葉のしたで、おやつタイム。

 それからも快調に登って。五合目近くなると白樺の木が増えてくる。

 さらにひと登りした後、小さな社で挨拶をして登って行くと。

 五合目に到着。見晴らしは良いのですが、上空には薄雲が。

 富士山のほうはというと、雲に隠されています。残念。

 といっても薄雲なので意外と暖かく、ここで昼食。佐藤小屋のまかないでキノコ汁を頼んで弁当にしました。

 ゆったりまったりしていると晴れてきました。山頂が雲の中から現れた

 雪渓の上のドーム状になっているところが山頂。雲間に見える山頂も良いもんです。

 稜線づたいにみる小高い盛り上がりはスバルラインの終点。右奥には南アルプスの山々。

 視線のはるか下の方には河口湖と富士吉田。

 帰るころにはすっかり晴れ上がり、雪渓が逆光で輝いていました。

 帰りは、夕日に照らされた紅葉を見ながらの下山となりました。

ではまた