棲み家は森の中

富士山山麓の小さな山荘に棲み始めました。深い森の広がる静かな環境で生活をしていると、森の声が聞こえてきます。

三ツ峠山に登ってきました

 このところ急に寒くなってきました。ここ富士山麓では秋から冬の気配に変わってきました。ところで、三ツ峠山に登ったのは、つい先週の火曜日、そのときはまだ暖かく汗をかいて来ました。

 しばらく晴の日が続いていたので、近場の山に登ろうと計画。かなり上のほうまで車で行ける3ツ峠山に行くことにしました。ゆっくりと弁当を作り出発。車で甲府方面に向かいます。快適にドライブして、御坂トンネルのすぐ手前で右折し、舗装された山道をくねくねと登っていきます。途中で、天下茶屋(=太宰治が滞在していた峠の茶屋)の道と分かれ、さらに登っていくとようやく三ツ峠登山口に到着。先客の車がかなり駐車していました。皆さん天気も良く秋の山に登りに来ているようです。さっそく支度をして登り始めます。

 登山道は広く、整備されています。

 左側に沢の音を聞きながら登っていきます。約1時間弱で休息所となっているベンチのある広場に到着。ここで一服。

 中腹のほうまで登ってくると、特徴のある紫の植物に出会いました。

 三ツ峠山荘の案内板を見ながら、右側に登っていきます。

 しばらく、えっちらおっちらと30分ほど登っていくと三ツ峠山荘に到着しました。ここでは展望が一気に開けて、富士山が望めます。

 左手の方には富士吉田市街、奥には倉見山(手前)と杓子山(奥)が見えています。

 山荘から直ぐ上には方向盤があり、青空と雲を背景に一枚。

 行く手の三ツ峠山頂には電波塔が立っています。

 右側に立ち上がる岸壁は屏風岩というロッククライミングのゲレンデ。かなり険しそう。

 さて、最後の上りを登っていると砂地にアザミが咲いていました。

 こちらは頂上直下にある電波の反射塔ですか、かなり大きいです。

 しばらく階段を上って山頂に到着しました。富士山は雲の中から覗いています。

 実は三ツ峠山とは3ツの山の総称で、主峰は開運山という良い名前を持っています。

 登ってきた三ツ峠山荘の方向がみえています、奥には御坂山塊。

 このあと山頂は曇ってきたので、草地を探して昼食弁当をゆっくりと食べ下山しました。

 秋の山は爽快でした。
ではまた。