棲み家は森の中

富士山山麓の小さな山荘に棲み始めました。深い森の広がる静かな環境で生活をしていると、森の声が聞こえてきます。

壁を断熱して無垢板を張りましたーその2

 さて下地の準備が出来たので、断熱材を張っていきます。場所的にスペースが取れないので厚さを10㎜の発砲スチロールを使って見ました。ホームセンターで手に入れることが出来ます。

 寸法を測ってカッターで切っていく。これが切ってみると大変なことに。破片が飛び散る。かなり、もろいんです。

 しかも帯電しているので、服に着くとくっついて叩いても取れない、はらうとかえってくっ付いてくる。ほとほと面倒なものです。

 いろいろ考えて、思いついたのが霧吹きで水を吹きかける方法。静電気を取るためには水を吹きかけるのは効果がある。試してみると抜群の効果。貼りついていた破片が落ちてくる。せっせと、シュッシュと吹き付けて、落ちたところで箒で集めて処理。

 何とかなりました。が、もう発砲スチロールは使いたくないですね!

 霧を吹き付けて、室内に持っていき、嵌めてみる。ぴったし嵌った。

 もう一枚も。カットしたら、霧吹きで吹きかけ。持っていき嵌める。

 面倒な断熱材が入ったところで、つぎはパインの羽目板を張っていきます。

まずは長さでカットしたら。

 接着剤をぬりぬりして。

 下側に隠し釘を打ち込む。

 上側はキリで下孔を開けて。

 釘を打ち込む。下孔を開けないとこの時に割れることがあります。

 最後はポンチで釘の頭を打ち込んで。

 一枚目が完成。

 2枚目は、コンセントの孔を開けてから。

 接着剤をぬりぬりして。

 一枚目に嵌め込んで、釘を打ち込んでいく。

 つぎに上側は実寸でマークしたら。カットして切り込む。

 嵌め込んで釘で止めると。うまくつながった。

 それからは順調にすすんで。

 最後の一枚は、カットしたら。隠し釘を打ち込んで終了。

 いよいよ、つぎの電気工事には電気工事士の免許が必要です。

コンセントの部品は、取付枠にコンセントを固定したもの。枠の部品とカバー。

 本体の部品に、極性をあわせてケーブルを接続したのち、木ねじで固定する。

 カバーを付けたら完成です。

 これで無垢の腰壁が完成。

 無垢板の壁は自然な感じが良いですね。障子と合ってます。

 工程の短い工事は、結果が早く見えるのでいいですね、やる気が出ます。

ではまた。