現在、少しずつ進めているのが押入の断熱工事です。ようやく着手出来るようになってきたという感じです。
というのも、入居時の押入は白カビの巣窟でひどかった。天井にも薄っすらと白いものが見えています。調べてみると白カビは湿気と空気の流れのないところに発生するらしい。ただし、黒カビと違い拭くと取れ易いみたいです。たしかにアルコールとかクエン酸で拭くとすぐにとれる。簡単に取れるけどすぐに繁殖する! こまった菌です。
ところでよくよく見てみると、押入の壁は薄いベニヤ板のみ。しかも断熱がないので壁の内側には天井裏からの冷気が下りてくる。すると室内の暖気が壁で冷やされて結露する訳で、湿気と押入という閉鎖空間が白カビの繁殖する環境になっていたと推測。上の段ほどカビが酷いのも天井に近いからだと思われる。
ということで、まずは洋間(寝室)の押入から断熱工事を進めることにしました。はじめは中段のこの壁から。
手順はいつものように、桟うちから始まります。
まずは、ジグソーで30✖40㎜の角材をカットして。
3本並べてみる。上の鴨居のところをマークしたら。
切り込みを入れて。
3本の桟が揃った。
つぎに、木ねじで下地の木材めがけて止めていく。
真ん中の桟うちは、寸法のでた角材を案内にして、位置決めしながら木ねじで止めていく。
もう一ヶ所も同じように止める。すると自動的に平行が出てくるので、このあとの断熱材をカットするときにこの技が生きてくる。
3本打ち終わったら桟うちは無事完了。
しばらく、続きます。
ではまた。