しばらくぶりに、浴室工事を再開しました。
前回までに、防水塗装までを終わったところです。
さてこれからどうするか、調べたりしていました。少しデザインに工夫をする、且つ新しい方法を試すために、タイルを張ることにしました。
タイルは国産の磁器タイルで寒冷地でも使用可能なものです。色はオレンジにしました。冬の浴室を暖かくしようと暖色系で決めました。
施工方法は、下地が塗装されているので、接着剤にします。ネオピタというタイル専用の貼付け材です。これが、絞り出してみると粘度がとにかく高い。付着したら取るのが大変です。
まずは、壁の方にゴムヘラでしっかりと塗り付ける。タイルの裏側にも手持ちでヘラを使いこすり付ける。
つぎに壁の接着剤を均一にするため、溝付ヘラで伸ばします。
そこにしっかりとタイルを押し付ける。この一連の作業で一枚の貼付け作業となりますが、接着剤が手袋についたり、はみだしたりでぺたぺたとあちこちに付いてしまいます。タイルに着いたものは、すぐにふき取らないと固まってしまう!
以下この繰り返し、壁に接着剤を塗り、溝付ヘラでならし。タイルに接着剤をつけ、張り付ける。このとき、どうしてもタイルの表に接着剤が付着するのを避けられないので斑点が残ります。そのつど布で拭き取ります。
ここで最後の一枚は、半分幅が必要となり、グラインダーでカットします。火の粉が飛ぶので、刃は安全な方向に向けて回転させ、まわりに注意しながらカットします。
ようやく一列を張り終えたところ。接着剤と悪戦苦闘しました。
2列目は少し工夫をして、先に一列分の接着剤を壁に塗っておきます。溝も付けておきます。
その後で、タイルに接着剤を付け、張り付けていきます。
2列目を張り終わったところ。少し手際が良くなった。
最後の3列目はもう一工夫。接着剤の乾くのに時間があるので、タイルにも接着剤を塗っておくことにします。さらに、ヘラもゴムヘラは幅広のため接着剤がはみ出すので、プラスチック板をカットしてへらを作りました。結果、はみ出しも少なく上手く塗れてます。
そこに溝をつけて。
一列分の接着剤塗布が完了したところ。
つぎに、同様にプラヘラでタイルに接着剤を塗布して。
並べます。
最後に、タイルを一個ずつ張り付けていきます。
今回は余裕で位置の調整も出来るようになりました。表面の汚れを拭いて一列終了。
3列目にして、なんとかコツが解ってきたところで終了しました。
まあー取り合えずまとまった、出来上がり写真です。
いやぁー、タイル張りは手ごわかった。一日掛かりでした。
ではまた。つぎは目地埋めです。