押入断熱工事も14回になりました。当初はこれほど永くかかるとは思ってもみなかったのですが。いよいよ完成に向けて盛り上げていかねば。
さて今回の工事は、押入中段の天井張りです。カビ対策の上では特にやる必要はないのですが、壁と床を張って見ると、天井に見えているのがベニヤ板しかも裏面となるとそのままにして置けなくなりました。
ということで、コストダウンをしながら杉板張りをやっていきます。使用するのは野地板、表面加工がされていない杉の荒材です。ホームセンターで束で売られています。仕事は、まずカンナ掛けから。
つぎにサンダーでの研磨。板材の曲がりでカンナが掛かり難いところを重点的に研磨していきます。これで、8枚の杉板が揃いました。
いよいよ一枚目を張って行きます。長さにカットして、釘で桟に止めていきます。板を持って固定ながら、イナバウアーのような格好で金槌で打っていくので、ちょっと大変。
2枚目を打ち終わったところ。
3枚目は凸部に当たるところを切り欠いて。打ちつけます。
あとは順調に進んで、最後の一枚を収める。
奥の方にちょっとした隙間が開いているので、板材をカットしてふさぐ。これで天井は完了。
つぎに床と壁の角を見切り材(角材)で塞いでいきます。角部は不揃いになる所なので、ぼろ隠し兼化粧仕上げみたいなもんです。材料を仮に並べてみて。
接着剤を付けて、小釘を打ち込んで止めていきます。
手前にも角材を止めていくと、床材の切り口が隠されて。
綺麗に仕上がります。
さてここまで来たらもう一仕事。洋服掛けを作っていきます。材料は突っ張り棒と短い板材。
板材にドリルで孔を開けて、ジグソーで丸く切り抜いていく。
開いたところで確認。オーぴったんこに嵌った。
後は位置決めして木ねじ止め。
できたところで突っ張り棒を差し込んで突っ張らせると、これで重くなっても落ちることなし!
とりあえず、服を掛けて、お披露目してみました。
結構収まりがいいですね。これで服がかたずくー。杉板張りで気持ちがいい。
ではまた。もうちょっとです。