いまから約2か月ほど前に、西湖にある野鳥の森公園とクニマス展示館へ行ってきました。そのときの記録です。発端は野鳥の水浴び場を作って以来、富士山麓にはどのような野鳥が生息しているのかを知りたかったのですが、西湖の奥の方に野鳥の森公園があると聞いたので行ってきました。また西湖にはクニマス展示館というものがあり、そちらの方は以前から興味を持っていたので立ち寄ってきました。
野鳥の森公園では、よく見られる鳥たちの写真がありました。
このなかで、シジュウカラ、キビタキ、ヒヨドリ、ウグイス、イカル、ヤマガラ、オオルリ。は我が家に来てましたね。
この中にないものでは、キジバトが来訪しています。
ところで、フクロウも住んでいるらしいのですが、まだ目撃にはいたっていません。夜に活動するのと用心深いのでしょう。
さて、帰りに立ち寄ったクニマス展示館は、ネイチャーセンター内にあります。
まずは撮らせていただいた写真から。
館内には水槽もあり実際に見ることが出来ます。クニマス(国鱒)はサケの仲間で日本の固有種。
見るとかなり大きく、約50cmくらいはあります。元気に泳いでいます。
このクニマスは田沢湖に生息していたのですが、昭和の初期(1940年以降)に灌漑のため玉川からの水(温泉水のため酸性)の導入により絶滅してしまいました。
西湖で発見された経緯は。
絶滅以前(1930年代)に卵が移植されていた。
その後発見されていなかったので、絶滅種とされていました。
ところが最近になり、2010年京都大学の調査により発見されました。
生き残っていた要因は、
西湖の深い湖底に富士山の伏流水が湧いているところがあり。
水温が低く(4~5℃)クニマスの生息に適していた。とあります。
詳しくは下記記事で。
西湖のクニマス生息推計 おととし1万7000匹余 過去最多|NHK 山梨県のニュース
再発見の経緯など、展示を興味深く見せていただきました。
ではまた。