棲み家は森の中

富士山山麓の小さな山荘に棲み始めました。深い森の広がる静かな環境で生活をしていると、森の声が聞こえてきます。

押入断熱工事-その15

 最近の天気は暑くなったり雨が降ったりと不安定です。皆様も体調の管理に気を付けてください。

 さて今回は、押入下段の天井への杉板張りと棚を作っていきます。

天井はこちら、ベニヤ板。

 今回も束で買った杉板をカンナ掛けをして研磨し、ジグソーでカットする。

 切った杉板を天井に釘打ちしていきます。天井への板張りも2度目になるので順調に進みます。

 凸部の加工をして、収めていきます。

 最後の一枚を打ちつけると杉板張りは終了。

 つぎに4隅へ見切りをつけて化粧仕上げをしていきます。

 これで下段の杉板張りは完成です。

 無事に板張りができたところで、小物の整理に便利な様に、左サイドに棚を作っていきます。材料は残りもので、やり繰りして作っていきます。

 まずはパインの壁材の残りを使っていきます。切りそろえたところで裏に桟を打ち。

 木ねじで止めていき、棚板を作ります。

 壁に位置を決めて受け桟を木ねじで止め。そこに棚板を木ねじで固定していくと出来上がる。

 こちらは2段目。パイン材の短いのしか残っていなかったので縦方向に組み立てる。

 棚受けに固定すると。小口が見えない様に、木枠を切ってアール加工をして。

接着剤を付けて隠し釘で固定すると完了。

 写真は、中段の棚2段分が完成したところ。

 さて、下段へも棚を作りたいので、こんどは床材の端材を使って作ります。つぎはぎの釘が見えますが何とか格好をつけて。

 同じように棚受けを付けて、取り付ける。

 こちらにも小口に木枠を取り付けて。完成。

 これで下段と中段が完成したので、片付き具合を見てみます。

下段は、キャンプ、山、車中泊の道具入れ。中段は、洋服掛けと衣類の保管。棚には書類と小物などを入れていきます。

お陰様で相当の品物が綺麗に整理が出来ました。

 押入の収容力は大したもので、部屋がすっきりとしました。

いよいよ次回は最後、上段天井の断熱と杉板張りとなります。

ではまた。