本が増えてきたので整理のために本棚を作りました。場所は、障子の収まりのところ。材料は無垢の木材で、使い残りで保管していた端材を使います。
写真は本棚を置く場所です、サイズは30cm✖170㎝程度で幅狭の隙間家具調になります。
端材を集めて、棚板のサイズに切断し、サンダーを掛けます。古い物は日焼けしたものもあり、色合いは微妙に異なります。それも風情として塗装はしないで白木のまま組み立てます。
部品が揃ったところ、脇板は1×4(19㎜厚)のパイン材を使います。棚板は木ねじ止め。下孔を8㎜であけて置いて、8㎜のダボで木ねじの頭を隠します。
まずは接着剤を塗布し底板を木ねじ止め。同様に天板を止めると外枠が出来上がる。
棚板を間に入れながら、木ねじで止めていくと全体の組立が完成。とまあ、簡単にできたように書いていますが、棚板は一個ずつのカットなので、寸法と直角には注意してカットしています。多少のがたは強引にねじ止め。
仮置きして確認したら。
最後の工程、木ねじの孔に接着剤を垂らし込み。だぼを打ち込むと。
ダボが揃って、こんな感じ。
一晩おいて接着剤が乾いたら、アサリ(鋸刃のそり)のない細工用の鋸を使い、だぼを切っていく。
最後にペーパやすりで磨いたら、完成。
セットすると、白木の障子にマッチした本棚が出現、違和感なく馴染んでいる。
さて今年の冬は木工三昧になるのかな。
ではまた。