棲み家は森の中

富士山山麓の小さな山荘に棲み始めました。深い森の広がる静かな環境で生活をしていると、森の声が聞こえてきます。

キッチンのワゴンを作る‐その4

 さて、キッチンのワゴン作りも最終回となります。今回はワゴンの上側、蓋となる部分を作っていきます。

 写真は本体が出来たところで、袋の持ち手を引っ掛ける部分を角材と棒材で作って使い勝手を試しているところです。

 蓋になりそうな部材を集めて、どうしようか? と思案。

ちょうど半透明のPC板(ポリカーボネイト)が在庫していましたので、これを使うことに。枠は角材で作ります。

 はじめに角材を枠のサイズで切って並べて。よかったら、接着材を付けて木ねじで留めていきます。

 4か所を留めたところで、ベルトクランプなるものを使い、直角に縛り上げて接着剤が硬化するまでしばらく固定します。

 その間に、PC板をカットしているところ。プラスチック用の刃を使うと、スムーズに切ることが出来ます。

 つぎに接着剤が固まったところで塗装に移ります。写真の左側にあるのは袋掛け用の角材。試した結果、丸棒は滑って外れ易かったのが、角材は引っ掛かりが良かったので角材に決定。

 部品を塗装して、しばらく乾燥させると。枠が出来上がる。

 この角材の枠に、PC板を木ねじの小ねじを使い留めていきます。

 これで蓋が完成しました。

 つぎに本体とのつなぎは丁番で、枠の2ヶ所に留めていきます。

 ところで、このとき蓋と本体の直角が出るように、ちょっとした位置関係の調整が必要で。2~3回ねじを緩めて締めるとなんとかOKに。

最後に袋掛け用の角材も取り付けると、全体が完成しました。

半透明のPC板のおかげでごみの状態も見えています。

 写真は、蓋と引き出しを開けたところ。

 横から見ると、生ごみ用とプラごみ用の段ボールが鎮座しています。なんちゃってワゴンですが、段ボールの使い勝手は他に変えようがないもので❣

 最後に定位置に収まった写真をみると。

裸の段ボールごみ箱よりは、格段に立派になりました。

 今回はゆったり作ったのでなんとなくスムーズに行ったような気がします。家具つくりも面白いと感じたDIYとなりました。

ではまた。