このところ晴天が続いていたので、足和田山に登ってきました。昨日の朝、起きると早速弁当を作り、山の支度をして、河口湖の西南の湖畔にある道の駅かつやまに向かいます。道の駅の駐車場に車を止めて、さくら並木に沿って歩いていくと、曲がり角のところに立て看板のある登山口が見えてきます。
目の前の山が羽根子山。
登山道の入り口。案内板には羽根子山遊歩道入口と記されています。
朝日の木漏れ日のなかを快適に登っていきます。
少し登ると分かれ道に来ました。回遊コースと直登コースがあるらしい。今回はゆっくりと景色を見ながら登るつもりなので、回遊コースを選択。
しばらく登ると展望のひらけた尾根筋に出ました。
樹の間から富士山が顔を出しています。
約30分ほどで、羽根子山の山頂につきました。入り口には、2体の地蔵が並んで迎えてくれています。気になったので下山して調べたところ、姉妹地蔵と言われているらしいです。
秋葉神社の祠が立っています。壊れかかった賽銭箱に些少を捧げお参りしました。
南方向には富士山。
北方向には河口湖と道の駅、が見えています。
ベンチの上で、富士山を見ながら朝食をとりました。写真は、山崎の薄皮つぶあんぱんと今朝作ってきたおかずです。この薄皮つぶあんぱんは、山に登るときに良く持っていきます。薄皮にたっぷりと小豆の餡子が詰まっていて美味しく、サイズも手ごろでコスパが良い。山では甘いものが欲しくなるのですよ。
さて、羽根子山から足和田山への道を進みます。尾根道は歩きやすく整備されています。左に富士山、右に河口湖を見ながらの快適な尾根歩きです。
ところで尾根筋の下りきったところで、予期しないほどの立派な神社と遭遇しました。
鳥居には天神社と書いてあります。
傍に立てられていた由緒誌には、807年創立。その後、菅原道真公と合祀され天満宮となり、天神社と改称される。以来、時の権力者たちに保護、造営されてきた。近年老朽化してきたので、氏子の総意により寄付と労力奉仕によって本殿、社殿、手水舎、鳥居が補修改築され、平成9年に竣工。となっています。
山の中腹に、歴史のある神社が創建され、現代まで民間の力で保存され祀られているという、気持ちの良いお話でした。
ふたたび足和田山への登り、展望のよい開けたところからは富士山が。
ゆっくり歩いて約2時間半ほどで、足和田山の山頂に到着しました。
ドリップコーヒーを入れておやつです。快晴のなか、富士山をみて、快適の一服。
ここで、またまた気づかされたことが!
山頂からの展望を得るために、業者さんが伐採をしていました。真新しい切り株をみるとかなりの大木たちだったことが判ります。こちらでは行政のほうも景観保存に力をいれています。有難いことです。
下山途中でみた、三つ峠山(左手前)と尾根、杓子山(右奥)、河口湖町から富士吉田市を足元に望む。
では、さいごに道の駅かつやまの桜並木をどうぞ。
今回の山行は、久しぶりに天気も良く、心地の良い登山となりました。
ではまた。