いよいよ浴室防水工事の最終段階になります。前回のタイル貼りが終わり、洗い場の部分に浴室用シートとして東リのバスナフローレを貼ることにしました。床シートを貼ることで防水塗装の劣化防止だけではなく、冬のコンクリートの冷たさが無くなり、表面も滑らなくなるそうで、DIY用としてもお勧めです。
色はアイボリーを選択。販売の最小単位は1.8m✖1mで、洗い場の広さにはちょうど間に合います。まずは、床の形状に合わせて裁断しなければなりません。ミスはできないので大きめにカットし、徐々に合わせ込んでいきます。
型取りには、新聞紙を使いました。ビニールシートよりも使い易かった。縁に合わせて鉛筆などで印を入れていきます。
カットは、新聞の型に定規を当ててカッターで2‐3回切れ目を入れるとスムーズに切れていきました。
さてカットした床シートを浴室に置いてみると。
ところどころに、隙間が有ったり、きつかったりしています。
施工説明にはコーキングのために3~5㎜位のスペースを取るように、とありますので、コンパスを使い壁から一様に5㎜位になるよう線を引いていきます。
引いた線に合わせて、今一度注意してカットします。このとき定規の直線には合わないところがあるので注意。
写真は、なんとかスペースも取れて外形のカットが出来たところ。
さて次は、排水口の部分。新しい金具に変更するために、入れてみると微妙に入らない。どうも塩ビのパイプが古いので変形したのか少し小さい様。
ここは紙ヤスリを使い手で削りながら合わせ込んでいきます。根気のいる細かい作業が続きます。かなり削り込んで形状を合わせ込むことが出来ました。
ここからは、床シートの排水口の位置に、形状を合わせて孔を開ける工程となります。まずは、金具の型を紙に移しとります。つぎにカットした紙に、輪っかにしたマスキングテープ(両面テープがなかったため)を貼り付け。
このテープを貼った金具を排水口にセット。
このうえに床シートをずれないように静かに置き、排水口の部分を押さえつけてテープがシート側に貼りつくようにすると。裏側にうまいこと転写しています。
さて、この紙の外周を鉛筆で写したのち、コーキング代3~5㎜を取った大きさでコンパスでマークし、ようやくハサミでカットとなりました。
孔が出来上がったところで、浴室の床に持っていき置いてみるとなんとか使えそうなものが出来上がりました。
いやー、この裁断は失敗が許されないので、慎重に段取りを考えながらの作業となりました。疲れたー!
ではまた。