棲み家は森の中

富士山山麓の小さな山荘に棲み始めました。深い森の広がる静かな環境で生活をしていると、森の声が聞こえてきます。

和室の壁断熱工事ーその4

 寒さも緩んで暖かくなってきました。ここ富士山麓では朝の室温で2~3℃まで上がってきました。昼間の気温は5~7℃位。これでも暖かくなってきたのを感じます。買い物や温泉に行く河口湖では15℃を超えています。

 ところで、今回の工事は、和室の窓下の部分です。この壁は外気と接しているのでまずは断熱材を張っていきます。

 以前、柱の脇の壁に孔が開いていたのを粘土でふさいだ所。かつて、虫が侵入してきていました。ここは接着剤をたっぷりと塗布して。

 縦桟を木ねじで取り付けて塞ぎます。間隔をおいて桟打ちをしていき終了。

 つぎは断熱材の施工。厚さ10㎜をカッターでカットし。

 接着剤を塗布して、断熱材を嵌め込んでいきます。

 4枚の断熱材を嵌め込むと無事終了。

 さて次の日、パインの羽目板を施工していきます。桟の上に接着剤を塗布して(補強のため)羽目板を釘打ちして固定していきます。

 順調に進んで最後の一枚を打ちつけると、上の方に少しの隙間が空いてしまった。まあー、ここは後日に材料を探して塞ぐことにして、いったんは終了。とする。

 こんな感じとなりました。

 壁のリフォームは最近慣れてきたのか、いまいち盛り上がりに欠けます。とはいっても、まだまだ続きますのでお付き合いをよろしく。

 せっかくなので、今朝の富士山をどうぞ。

 山麓はまだまだ気温が低いので、道路わきの雪は残っています。
ではまた。

和室の壁断熱工事ーその3

 冬の雪に閉じ込められているときには、DIYすると捗ります。ちょっと寒いけど厚着して外仕事をしていると身体も慣れてくるもんです。

 さて今回は、和室の工事で袖壁にパインの無垢材を張って行きます。隣のDKとの境、扉に挟まれた狭い壁です。ここは室内の間仕切りなので断熱材は張らないで、直接無垢のパイン材を張って行きます。

 まずは、一段目。カットした材に接着剤を塗ったら、隠し釘で止める。 

 上側のサネの部分に、釘を打っては、ハトメで止めていく。

 仕事は順調に進んで、最後の一枚に。

 高さを詰めるためにジグソーでカットして。

 押し込んで隠し釘で止めると。完了。

 このように、狭いながらも板壁になりました。

 今回は思い立ってから、ほぼ一日の仕事で完了しました。

ではまた。

今朝の雪

 朝起きてみると、昨日の夜から降り続けていた雪が積もって白銀の世界になっていました。久しぶり!

さっそく防寒をして雪の中の散歩に出かけます。約10㎝くらい積もっている。

 外の道路も真っ白。曇っているので寒そうな冬景色です。でも晴れた日よりは冷え込みはゆるい。

 歩いていくと枝が雪の重みに耐えきれず垂れ下がっている。

 しばらく歩いて、モミの木の林まで来るとこの光景。

 富士山もお隠れです。

 ということで手近を見ると、雪の結晶の粒が大きい。

 苔の上の雪も。

3月になると水分を含んで重くなります。歩くのも”じっとり”していて重い。

 昼頃には除雪車が来て道路が除雪されました。こちらも出て車の雪降しをやって挨拶したら、いつもより広く除雪して貰えました。サンキュー。

 今朝の雪は重かった。春近し。

ではまた。

鹿の群れに出会う

 今朝早く、寒いけど(室内で1℃)天気が良かったので、散歩に出かけました。

いつもの道を歩いていくと先の方に鹿の姿が。道路に出てきたところらしく用心して周りを見回しています。

 そのうち広がって散歩しながら向こうの方へ。お尻のマークを勘定すると8頭。

 ゆったりと道路の先の方へと歩いていく。

 ズームをさげてみるとこんな感じ。大分離れているので鹿には危険を感じさせない。

 こちらに気づいた気配。

 鹿たちが森の中に去った足跡!

 さて今日の富士山はというと。すこし薄雲の中。

 天気予報によると今晩から雪になるらしい。準備しないと。

久しぶりの鹿との出会いでした。

ではまた。

和室の壁断熱工事-その2

 ここ数日はいい天気で暖かくなってきました。春が近いです。そしてDIY日和です。ということで、しばらくぶりに和室の壁断熱工事の続きです。前回に断熱材を施工したので、今回はパインの羽目板を張って行きます。

 いつものように、まずは桟の部分に接着剤を塗って。

 パインの羽目板を長さでカットしたら。桟のところへ、隠し釘を打って固定していきます。

 嵌め込みの部分には、キリで下孔を開けて。釘で固定していきます。

 一段目が完成です。いつもの手順ですが、長さを1㎜以下の精度で合わせるのには気をつかいます。隙間が開いていると意外と目立つので。

 2段目はコンセントが来るので追加工をして。

 嵌め込んでいくと。

 こんな感じ。

 3段目はちょっとだけ切り欠いてと。

 釘打ちしてカシメ打ちすると。

 いい感じで収まって来ました。

 仕事は順調に進んで。

 最後の一枚となり。高さを採寸してカット。

 嵌め込んで隠し釘で止めると。

 一面の板張りが完成です。

 さて次に、電気工事に移ります。コンセント部品にケーブルを差し込んで、外枠を固定してカバーをすると完成です。

 これで壁の断熱とパインの無垢板を張りコンセントの工事まで、無事完了しました。冬の合間を見ての工事なので時間が掛かりました。

ビフォーアフターの写真、どうですか! 居心地のいい感じになってきました。

 今年は和室のリフォームをやりますか!

ではまた。

今朝の富士山

 先日の大雪を避けて、先週末にここ富士山麓の山荘にやってきました。1月末から2月にかけてもっとも寒くなるのですが、雪景色の森を見たくてやってきます。先週には30cmほどの積雪があったそうですが、除雪されていて問題なく来れました。

 ところで今朝は薄っすらと雪が降ったらしく、一面の雪景色を見ることが出来ました。やったね! ベランダから見た森の中。このところ日の出が早くなっているので、雪に陽が当たって輝いています。

 外に出てみると見慣れない足跡が? 道路の端を選んで歩いている。

 先端が尖っていて不思議な足跡です。何なんだろうか? 気になりますね。

 さっそく防寒をして散歩にいきます。外はマイナス、寒さが違う。

 登って行くと、この景色。モミの森と青い空がつくる雪景色。いいですね。

 進んでいくと富士山。

 今回からはデジカメの写真です。ズームしてもボケないのがいいですね。

 帰りの道は森の中へ。

ではまた。

追伸

足跡は雉(キジ)らしい。なるほど地面を歩く鳥の足跡ですか。普段からよく見ているのでおそらく間違いないですね。

鹿と冬富士

 今朝は今年一番の冷え込みでした。起きてみると室内(DK)で-3℃まで下がっていました。寝室はストーブをつけても7℃くらい、なんとか寝れました。

 この寒い朝に窓を静かに開けて、雨戸の隙間から森の中を観察しました。すると鹿が数頭来ていた。鼻で地面を掘って何か食べています。実はこのところ数日にわたり雨戸をガラッと開けると鹿の群れが走り去っていくのを見ていました。そこで今日は写真を撮ろうと狙っていたところです。

 手前の方に1頭、奥の方に3頭いるのが見えます。奥の方からこちらに歩いてきます。

しだいに近づいてきます。地面を鼻づらでまさぐってはなにか食べている様子。

手前に居るのはボス。こちらをじっと見ています。しばらく動かないでいると安心したのか食事に戻りました。

 鹿たちはしばらく食事をゆったりと過ぎしたのち、白いお尻を見せて去って行きました。

 ちと食事処を見てみるとこんな感じ。この辺りは秋に葉が落ちた時、灌木を伐採して開拓をしたところ。日当たりが良く新芽が出始めているのかも。

陽当たりの良い森を作ると、思いがけず鳥や鹿が来てくれるようになりました

 さて昼頃になり、ようやく散歩に出かけました。日当たりは歩くのは快適ですが空気はまだまだ冷たい。途中で遭遇した凍った水溜り。

 こちらは雪が溶けて凍ったところ。危険、避けねば。つるつるです。

 とかなんとか歩いていくと今日の富士山と出会います。

 冬富士も凍って尖っています。

今日は面白かった。

ではまた。