棲み家は森の中

富士山山麓の小さな山荘に棲み始めました。深い森の広がる静かな環境で生活をしていると、森の声が聞こえてきます。

紅葉の森

 河口湖の紅葉は、湖と紅葉を背景にした富士山が映えていました。ここ富士山麓の森の中では、色とりどりの木々につつまれた紅葉の森といった感じになります。

 朝の陽が昇ってから撮った我が家の周辺の紅葉。

 ベランダから見た森の中の様子。

 朝起きて天気が良いときに散歩する道では、赤から黄色のグラデーションが綺麗です。

 しばらく歩いていくと、富士山が見えてきます。

 ここから坂を降りていくと。

 落ち葉の道が。早朝に、かさかさと落ち葉を踏んでいくのは気持ちがいいものです。

 さらに森の奥へ進んでいくと、木々が覆いかぶさってくる。

 やがて葉が落ちていき、冬の明るい森へと変化していきます。

ではまた。

河口湖の紅葉

 ここ富士山麓では紅葉が盛りを迎えています。昨日の朝、夜の間に降っていた雨が上がったので弁当を作り、河口湖の紅葉を見に行ってきました。奥河口湖から大石公園、美術館周辺を散策して大橋を渡り八木崎公園へと時計回りに一周してきました。

 写真は奥河口湖のもみじトンネルと言われているところ。道路の両側の紅葉が奇麗なところです。あともうすこし、今週末から来週くらいが見頃かな!

 早朝の湖面は静かな佇まい。

 さて、ここからは大石公園。コキアの紅葉と富士山。霞がとれて晴れてきました。

 奇麗に植栽がされています。いつもながら見事。

 朝露が朝の光を受けて、蜘蛛の巣に映えていました。

 こちらはコスモスの名残り。

 湖面には、渡り鳥の姿が。

 湿原と木道の周辺。

 一周してきて、公園のはじっこの木の脇で朝の弁当を頂きました。なんといっても景色が最高。

 ゆっくりと食事の後、美術館の方へ移動してきました。ここは駐車場の入り口付近、もう少し経つと銀杏が黄色に輝き始めるはず。

 しばらく湖畔の道を散策しました。陽の当っているところは暖かく感じます。

 こちらの銀杏は見頃です。

 銀杏越しの富士山。

 最後は、大橋を渡って八木崎公園からの富士山。ここにはゆったりと広がる芝生があり寝転がると気持ちがいい。

 河口湖を一周して、気持ちもゆったりとしてきました。

ではまた。

浴室防水工事 ガス釜設置から完成まで

 さていよいよ、最終段階、ガス釜とバスタブを設置します。まずは、排気口となる部品を取り付けます。丸い筒が排気口、四角く開いているところが吸気口となります。

 ガスホースも新しいものに取り替えます。

 本体の丸い筒を排気口の筒に差し込みながら、外枠の位置を合わせて設置するとぴったりと嵌ります。これで本体の設置は完了。

 つぎにバスタブの方は、長年の使用で湯垢や汚れ(手が届かず、見えないところなど)が目立っていたので、汚れ落としから始めます。ここはクエン酸を使い湯垢落としで、ごしごし。

 ひたすらごしごし。頑固な汚れには、スポンジを使ってごしごし。

 かなりピカピカになってきました。

 外側も同様にごしごし。

 ついでに底もごしごし。

 さて、ピカピカになったところで、搬入は入り口がぎりぎりなので、ロープを使い肩に掛けて持ち上げ、そろりそろりと運んでいきます。

 幅がぎりぎりの入り口を通り過ぎたところ。

 ここから据え付けるのが一苦労。足を置くスペースがないため、ロープを肩にかけて、自分の体重を使い持ち上げます。

 ゆっくりと降ろしていき、ようやく設置できました。

 次にガス釜とバスタブをパッキンを使い接続して終了です。

 その日のうちに、水漏れのテストをしたのち。いよいよ点火なのですが、やはり心配なのでプロに来てもらいました。担当のLPG業者さんにリフォームした事情を説明して、ガス釜の接続の点検と点火に付き合っていただきました。

 結果は、接続に問題もなく、無事点火できました。

やった~。

もちろん、そのままお湯を沸かして、お風呂始めです。

いや~、DIYでリフォームしたお風呂に入るのは、最高でした!

 

いままでをちょっと振り返ると。詳細は過去記事(浴室防水)でご覧ください。

浴室の基礎に水漏れのシミを発見したのが3月初め。

工事の初めは防水セメントでひび割れを塞いだのが6月

そのあとは板壁磨きと防水塗装。6月~7月

このときついでに、照明交換と換気口の整備。

いよいよコンクリートの研磨にはいり、そのあと防水塗装。これが長い。8月いっぱいかかる。

タイル張りが9月

床シート貼りから完成まで。10月

いや~、実に長かった。

工法や材料を調べながらの仕事なので時間が掛かった。まあしかし、いわゆる素人でもじっくり時間を掛けると浴室のリフォームが出来ました。

最後に完成写真をどうぞ。

 工事の間は、近場の温泉にいっていました。ここも広々として快適でしたので、また行こ~。

 ではまた。

浴室防水工事 シリコンコーキング

 浴室防水工事も、いよいよ最後の工程になります。シートを貼った隙間とタイルの目地の隙間にシリコンコーキングを施します。隙間からの水の侵入を防ぐためにうまく充填する必要があります。

 まずは養生から。排水口の部分は特に注意して。マスキングテープを貼った後、カッターで慎重にカットしていきます。

 ここは結構うまくできた。

 シート部分とタイルのところも養生します。

 全体の養生が終わったところ。

 コーキングには、変性シリコンシーラントの白色を使います。コーキングガンに取り付け隙間に注入していきます。出来るだけ一様になるように。

 注入したら、半円形ヘラで奥まで入るように押し込みながら整形していきます。

 整形したところで、乾く前に養生を剥がし馴染ませます。

 排水口のところも注入したら、こちらは平ヘラで整形します。

 マスキングテープを剥がしたところ。まあまあかな。充填は出来てそう。

 写真は、全体のシリコンコーキングが完了したところ。

 このまま硬化するまで、触って確認しながら2‐3日の間、楽しみに待っていました。

このあと、いよいよバスタブとガス釜を設置します。

ではまた。

茅が岳へ登ってきました

 先週の連休明けの11日に、晴れ間が広がってきたので茅が岳へ登ってきました。茅が岳は中央線の沿線、韮崎市の東側に立ち上がる単独峰です。この茅が岳は日本100名山の著者である深田久弥さんが登山をしていて亡くなった山として知られています。いつかは登ってみたいと思っていた山で、今回ようやく登ってきました。

 精進湖から国道を下っていき南アルプス市の方面へ分岐したら、渓谷のなかの快適なドライブとなります。南アルプス市で昼食をした後、南アルプス市文化伝承館(縄文土器の博物館)へ立ち寄り、その日は茅が岳の登山口で車中泊。翌日に登山をして帰ってきました。

 写真は韮崎駅のモールから見た茅が岳。右側の3角形の尖ったところが山頂です。

 モールで買い出しをしたのち、昇仙峡への道を登っていきます。かなり勾配の急な道をしばらく登って行くと茅が岳登山口の駐車場へ到着。

 翌朝の様子。平日にもかかわらず夜の間に車が増えている。人気があるのですね。

 案内図をみると山頂まで約2.5時間くらい。

 歩き始めは緩やかな登山道で歩きやすい。

 しばらく森の中の道が続きます。

 ちと一服していたら、そこは栗の木の下でした。

 少しづつ沢筋を歩いている雰囲気が出てきます。大きな石がごろごろ。

 大きな岩の脇を通り抜け。まだまだ沢筋の道が続きます。

 一時間以上沢を上り詰めて、ようやく尾根への上りとなりました。

 ところが、ここからが急登。息が上がる。

 トラバースも。

 登り路の脇に咲いていた。

 えっちらおっちら、はーは-ふーふー登って、ようやく尾根道へ到着。30分以上かかった様な。

 一服して登り始めるも、まだまだ急な登りが続きます。

そのうち、ちょっとだけ開けたところに出ると、深田久弥さん終焉の地の碑が。

 1971年3月21日11時と読めます。51年前の早春の昼頃だったのですね。これほど日本の登山人口が増えるとは思っていなかったかも知れません。功績は大きいですね。

 さて、それからも急な登りが続き、ようやく見晴らしの良いところへ出ました。薄曇りの中に富士山が見えます。

 拡大すると良い雰囲気。緑のおくに幻想的な富士山。

 景色に元気をもらい、もう一登りするとようやく山頂に到着。

 山頂では墨絵のような山々の姿が広がっていました。

 南アルプス甲斐駒ヶ岳(右側のピーク)と鳳凰3山(左の山稜)。

 奥の方には見えるのは八ヶ岳

 奥秩父の方向。雲の上に見えるピークは先月に登った金峰山(多分)。

 いやー、久しぶりに見る景色を堪能しました。曇り空も良いもんです。

ではまた。

浴室防水工事 立上げ部へのシート貼り

 床シート貼りがなんとか終了したので、残りのシートを使い立上りの部分にも貼ることにしました。写真の濃い灰色の防水塗装の部分、この立上り部分にシートを貼るとデザイン的にも耐水耐寒にも効果がありそうです。

 ということで、シートをカット。2回目なので裁断の手順も慣れたものです。

 養生をして、シートへの接着剤を準備。

 残っていた接着剤を、混ぜてこねこね。

 こねこねした接着剤をプラのヘラで壁にしっかりと塗布。

 狭いところへは、断熱材をカットして作ったヘラで塗布する。

 さて3面に接着剤を塗布したら、所定の時間少し休ませて。

いよいよシート張り。ローラーで空気を押し出しながら押し付けていく。

 3面のシートを貼り終わったところ。

 翌日、接着剤が乾燥したところで、養生を剥がし。はみ出した接着剤はカッターで切って整えると完成。

 立上りのシートと床シートが繋がって調和した洗い場が出来てきた。

 難しいシート貼りも2回目になると要領も判り、段取り良く貼ることが出来ました。

ではまた。

浴室防水工事 床シート貼り

 前回で床シートの裁断がなんとか終わりました。

今日は、いよいよ接着します。メーカの施工説明やYoutubeで見たりしていましたがなかなか難しそうです。接着に使うのは2液性のエポキシ系接着剤で、混ぜたのち塗布して20分~60分の待ち時間ののち貼りつけます。貼るときには空気が中に入らない様に貼り付ける必要があります。注意事項が多く、ちゃんとできるか心配です!

ここまできたら、やるっきゃない。

 流し込むときに垂れないようマスキングテープで注ぎ口を作ります。木片で液をこねるとかなり粘土が高い。

 2液をトレイにたらし込み。まぜまぜします。

 さてこれから、塗布して貼るまでが勝負。まずは隅のところへ樹脂のヘラで塗りつけます。粘土が高いため一様に塗るのは難しい。どうしてもムラが出ます。

 広い部分は、こしの強いゴムベラに取り換えて塗っていきます。多少は塗りやすくなった。

 さらに薄いところには塗り重ねながら、ようやく全面を塗り終わったところ。すでに最初から20分くらいは経っているような。

 ここからは写真を撮れなかったのですが、床シートを持ってきて、排水口のところから敷き始め、注意しながら敷いていきました。

 写真は、敷いたのちローラーで押し付けながら空気を押し出しているつもり。シートが厚いため感触が伝わらない。

 ローラーではどうも力が伝わらないため、布を使い素手で押し付けながら空気を押し出すほうに擦り上げる。ごしごしと圧着する。繰り返し全面に渡り押し付け擦り上げる。

 さてなんとか終わりましたが、難しかった。うまくできたかどうかの感触が伝わってこないためです。空気抜きは、敷き始めのときにたわませておいて、ゆっくりと空気を押し出しながら敷いていくのがコツかなと思いました。残念ながらやってみての感想。

 ではまた。