棲み家は森の中

富士山山麓の小さな山荘に棲み始めました。深い森の広がる静かな環境で生活をしていると、森の声が聞こえてきます。

きのこおじさんとの出会い

 昨日のことです。昼の弁当を作り、森の中に作っていた道の草刈りをしながら、公園の方に下っていきました。すると蜂を取りに来ていた二人組のおじさんがいたので、挨拶をしながら話をしていたところ、持っていたきのこを頂きました。通称”じこぼう”というらしい。傘は黄色味を帯びていて内側はスポンジ状になっています。大きいものは手のひらサイズまであります。味噌汁に入れたり、かつお節をかけて醤油で食べると美味しいらしい。

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 松の木の根本に生えているらしく、すぐに見つけることが出来ました。富士山麓

あか松をはじめとして松の木が多く生えているので、今の季節にはすぐに見つかります。

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 ネットで調べたところ、虫を除くために半日ほど塩水に浸すとよいそうです。

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 夜に、味噌汁に入れて頂きました。食感はなめこのようなヌルヌル感があります。スポンジのところが汁を吸っていて美味しいです。

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 翌朝には、大きいほうのを、きのこステーキにしていただきました。

醤油をかけると味が引き立ち、おいしかったです。

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 ”じこぼう”は、きのこのイグチの仲間で、いろいろと種類があり、山梨、長野、群馬など山間部の郷土食として食べられているそうです。またイタリアのポルチーニもイグチの仲間だそうです。

 蜂の取り方もおもしろく、楽しい出会いとなりました。