そろそろ寒さにも慣れてきたので、今年初めてのものづくりに取り掛かります。
対象はキッチンの道具掛け。とりあえず簡単にダイソーの部品で作っていた道具掛け用にしっかりした基板を作ります。というのも、壁に直接ねじ止めしていたため、汚れが目立ってきていました。
使うのは、以前のDIYで洗面台に使用したパインの集成材の残り。測ってみたら寸法がほぼ収まる感じだったので流用します。厚みもあってしっかりしている。
まずは、小口の荒れを電気カンナで削っていき。
つぎは塗装。無垢材の木目を生かすために、透明ニスを使います。
刷毛で両面に塗っていきます。あとで水濡れなどによりカビるのを防ぐため。
塗ったところで、一日乾かして。
最後の仕上げで、表面を#1000のペーパーやすりで軽く磨きます。
さて出来たところで並べてみる。
ここでひとつ問題が。高さが微妙に足らない。下を合わせると上の止め金具がはみだしちゃいます。下にずらして、はみ出せば、何とかなりそうですが。格好が悪い。
そこで隠し技というか小道具を使います。ポケットベンダーというもの。以前買っていたもので、あまり使う機会がなかったもの。アルミや金属板の小部品を手で曲げられます。
こういう時には便利です。曲げたいところの両側をベンダーで挟んで固定して。
ゆっくりと曲げていくと。不思議と簡単にきれいに曲がります。
こんな感じで直角に綺麗に曲がりました。
当てて見ると、ちょうどいい感じ。
さて、あとは基板を壁中の間柱に向けて長めのビスで止めていき。
これで、取付完了。
いよいよメッシュを取り付けて、釣り具を付けるとキッチン道具掛けが完成しました。混みあってますがこれが意外と使いやすい。ひとめでどこにあるか判ります。
無垢材により清潔感がでて、すっきり使いやすくなりました。
ではまた。