水浴び場を設置して以来、毎朝水を取り替えて湯守をしています。しばらく観察を続けているといろいろと面白いことに気づきました。シジュウカラは良く群れで来ます。時には２～３羽で、よほど気に入っているのでしょうか１羽で来ることもあります。
種類についてもいままで観察したなかでは、シジュウカラ、ウグイス、などの小鳥から。ヒヨドリ、くちばしの黄色いイカル（未撮影）、青い鳥のオオルリ（未撮影）の中型。キジバト、カラスの大型まで入浴に来ていました。
それでは、いろいろな野鳥の入浴姿をどうぞ。
まずはシジュウカラ。
こちらはトレイの縁に飛んできて。しずかに入浴。
ゆっくりと歩いて水浴びを楽しんだら。最後はばしゃばしゃと水洗い。
こちらの一羽。お風呂を見つめて。
歩いたり。
洗ったりして。
満足げに飛び去る。
一方こちらは、入浴の前から体をバタバタして予行演習すると。
飛び込んだらそのままにバシャバシャと水洗い。
首を横向きにしてゴシゴシと。
さらに頭を水に浸けてバシャバシャと水洗い。
ようやく満足したのか、最後にお尻と尻尾をゆらゆらと洗っておりました。
こちらはウグイス。さて入ろうか？とためらいながら、右の把手に停まっている。
ところが、シジュウカラ。あとから来たのにウグイスを見ながら私が先客よ！とのたまう。
上手くやったシジュウカラ。ウグイスがいなくなったのでゆったりと水浴。
うーん良いお風呂だったと満足げに飛び去る。
さてこちらはウグイス。しずかに水浴を楽しんでいます。
こっちを向いたりして。
すきを見てバシャバシャと水浴び。なんとなく控えめ。
こちらはちょっと大型のヒヨドリ。 さて入ろうかと考えている。
取りあえずお尻を浸けてみた。
結構気持ち良かったなーと。
えーい。飛び込んで顔洗いだわい！ 両方の翼は挙げて、本気度が違う。
うーん、なかなか気持ちよかった。
今度は全身浴、ばしゃばしゃと。尾羽は高くあげて、顔をつっ込んでいます。
ここらで一服。
やっぱりもう一回浸かりたいなーと。
すっかり堪能した。というように飛び立ちました。
イヤー、長いこと入浴してましたね。最長記録。
つぎは、黄色の胸と背中がめだつキビタキ。
水浴しているなと思ったら、つぎの瞬間、この姿。どう見ても、黄色い腹を出して水浴びしているように見えます。くちばしの方向と羽の向きからして仰向けで洗っている。気持ちよさそう。
つぎは、カラスの顎洗いと餌洗い。窓ガラス越しで見にくいのですが、開けると逃げると思い、そのまま撮っています。全長はトレイよりも大きい。
水を飲んでいたと思ったら。
つぎの姿勢は、首を突っ込んで顎を洗っている。としか思えない。
別の日には、何か木の実のようなものを持ってきて、水に放り込んで洗っている。そのあと再び咥えて飛び去って行きました。
カラスはさすがに頭いいですね。
さて、最後の一枚はキジバト。羽の模様と大きさから推測。
こちらは、高い木の枝にとまって、しばらく左右をみて警戒しながら水場を見ていた。そのうち突然急降下してトレイに降り立ち、水を飲み始めた。しずかに写真を撮ったのですが気づかれました。用心深い鳥です。その後もちょくちょく来て水を飲んでいます。
いかがでしたか。野鳥の水浴びには性格が出て、面白いですね。
ではまた。
