棲み家は森の中

富士山山麓の小さな山荘に棲み始めました。深い森の広がる静かな環境で生活をしていると、森の声が聞こえてきます。

薪ストーブを室内へ移設

 このところ朝は6~7℃で、かなり寒くなってきました。ここらで、薪ストーブも室内へ移設し、冬モードへと移行します。

薪ストーブを買ったのは今年の1月、寒い冬は山小屋には薪ストーブがいる!と思い購入。その後、2‐3月はDIYで室内に設置して暖を取っていましたが、夏の間はバーベキューをしたりして外で使用していました。

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 我が家のDKは8畳くらいで薪ストーブを置くとかなり狭くなります。しかも窓際に設置しているので固定すると邪魔な時もある。ということで、DIYするときに部材を組み立て式にして、夏は外、冬は内で楽しめるように作ってあります。

 写真は夏モード、ベランダでバーベキューが出来ます。

 移設するところは、DKの窓のあるコーナー。我が家では日当たりと景色の良い一等地です。

 部品一式はベランダの片隅に置いてあります。

 まずは、床にストーブ用の置き場を作ります。合板に角材で枠を作っています。

 この床枠にケイカル板(断熱・防火用)を落とし込む。

 つぎに、防火壁を組み立てます。防火壁は角材にケイカル板を張り付けてあります。孔は煙突を通すためのもの。

 仮置きして、木ねじ2本で固定すると。

 2枚の防火壁は床枠にしっかりと自立。

 さて次に、ガラス窓に煙突を通すための大事な部品を設置します。これには木枠に合板を張り付けたパネルに、煙突を通すためのケイカル板を取り付けてあります。

 取付は、まずサッシの上側の溝に、合板を差し込み。

 つぎに、パネルを持ち上げながら、下側の溝に合板を差し込む。

 すると、寸法がうまくフィットしているとぴったりと嵌る。

イヤー、ここの加工にはかなり苦労をしましたね。

 室内から見たところ。

それらしくなってきた。

 煙突の部品の管を通して、外の煙突と繋ぐ。

 今度はふたたび室内に戻り。とはいっても実際は行ったり来たりして、ああだこうだしている。

ストーブの台にレンガを敷き、高さを合わせて煙突をつなぐと、”ぴったんこ”に繫がった。

よっしゃー。

 ここまできたら、防火と蓄熱を考えてレンガをカッコよく積み上げ。

 備品も揃えて完成。

 一服したら、火入れ。

おー、暖かい、いや熱いくらい。

 さっそく、この日の夕餉。

 味噌漬けがこんがりと焼けましたー。

このおこげ、美味いんですよねー!

 これで、今年の冬も楽しくのりきれるかな。

ではまた。