今回は、コンセントを設置する工事をおこないます。ところで、ここで述べるような屋内の電気工事をするには、2種電気工事士の免許が必要です。
じつは我が家を中古で購入したときから、電気工事の必要性を痛感していました。そこで電気工事に関する免許を調べてみると、屋内の電気工事をするためには、2種電気工事士というものがあり、国家試験をうけて合格する必要があるとのこと。試験には学科試験と技術試験があり、学科に合格した後、技術試験を受けることになります。ともあれ若い人たちの中に入っての受験でしたが、なんとなく懐かしい思いもありました。
最初の工事は、トイレの電気工事でアース線を引き込んでのコンセントの設置をしました。今回は、洋間の壁断熱と無垢板張りの工事に伴って、コンセントの増設をします。
断熱材を張ったところで、切り込みを入れ、ケーブルを敷設します。天井の桟に孔を開け天井裏にケーブルを通します。
写真は天井裏からケーブルを引き出したところ。梁の上にジョイントボックスを設置して仮配線をしています。
このあと、壁の羽目板貼りにもどり、コンセント用の孔を開けたところ。ここでケーブルと繋ぎますが、端子には、GND側と電源側=100V があり、決められた方法で接続します。
枠を取り付け、カバーを付けたら、室内側は完成です。
天井裏にもどり、ジョイントボックス内でケーブルを結線して収納します。最後に、ブレーカーから来たケーブルと接続して導通を確認したら完了となります。
電気工事は、天井裏へ行ったり来たりの作業が必要で、ヘルメットを被り、腰を曲げた姿勢を続けるのでかなりきつい仕事で、あとで筋肉がバキバキになりました。
とはいっても、屋内電気工事がDIYで出来ると、コンセントや電灯の増設が何時でもできるので、いろいろとアイデアが湧いてきます。
ではまた。