棲み家は森の中

富士山山麓の小さな山荘に棲み始めました。深い森の広がる静かな環境で生活をしていると、森の声が聞こえてきます。

DIY

押入断熱工事-その6

この頃、暖かくなり花粉が飛んでいる気配を感じます。関東の都市部ほどには花粉症が酷くならないのはどうしてだろうと考えてみると。ひとつには富士山麓は植林しても自然がきびしいために原生林に近い植生になっていると思われること、もうひとつは普段から…

押入断熱工事-その5

さて今回は左側のコーナー部へ断熱材と杉板を張っていきます。この部分は裏側が洗面になっているために、このように食い込んだ形状になっています。 最初に縦桟を打っていくのですが、このとき下地の角材がある方向へ木ねじで止めていきます。 出隅のところ…

押入断熱工事ーその4

そろそろ押し入れの断熱工事も本格的に進める時になってきました。今回は、中段の正面の壁を工事します。 いつもの様に、縦桟30✖40㎜を木ねじで止めていきます。 2本目からは、間隔用のあて木を使いながら止めていきます。写真は4本を打ち終わったとこ…

押入断熱工事-その3

今回は、断熱材の上に杉板を張っていきます。押入は服や布団などを入れるところなので、室内と同じグレードで無垢の杉板を張っていきます。断熱材と無垢板の組合せでカビの発生を抑えて、かつ杉の香りで衣類を保管することができます。 まず初めはこの中段の…

押入の断熱工事ーその2

今回は、前回桟うちしたところに断熱材を施工します。材料は30㎜厚のスタイロフォーム、この材料はしっかりしていて使い易い。 さっそく、寸法にカットして。 持っていき、嵌め込むとすっきりと収まる。 もう一枚、カットして入れるとこんな感じ。上の方に…

押入の断熱工事

現在、少しずつ進めているのが押入の断熱工事です。ようやく着手出来るようになってきたという感じです。 というのも、入居時の押入は白カビの巣窟でひどかった。天井にも薄っすらと白いものが見えています。調べてみると白カビは湿気と空気の流れのないとこ…

壁を断熱して無垢板を張りましたーその2

さて下地の準備が出来たので、断熱材を張っていきます。場所的にスペースが取れないので厚さを10㎜の発砲スチロールを使って見ました。ホームセンターで手に入れることが出来ます。 寸法を測ってカッターで切っていく。これが切ってみると大変なことに。破…

壁を断熱して無垢板を張りました

このところ大分暖かくなりました。朝の室温で10℃位まで上がってきて春の気配が感じられます。 今回の記事は洋間(寝室)の断熱工事です。障子作りの合間をみながら進めていました、場所はDKとの間の壁。ここを天井に上がった時に構造を見ると、壁の間には…

障子つくり3作目-完成しました

ひとまず完成した障子ですが、今回は障子つくりも3作目になるので、最後に一工夫します。 ということで。 一度、収めていた障子を取り外してきました。 マス目のなかのひと区画を切り抜いていきます。 カッターで切れ目を入れて、切っていきます。 斜め隣の…

障子つくり3作目-障子紙貼り

いよいよ障子紙を貼ります。包装には、4倍つよい、断熱効果もあるとかいてあります。 まずは障子用のりを外枠に塗っていきます。吐出口の形状が工夫されているので、縁に当てながら滑らせていくとうまく塗ることが出来ます。 桟の上にもぬりぬりして。 障子…

障子作り3作目-桟の組立

しばらくの間本拠地に戻り、2月になり確定申告を済ませたところです。 ところで障子つくりの方はいよいよラストスパート、塗装した桟を組み立てて障子本体を作ります。 まずは作業台で仮組したら。 桟受けの溝に接着剤を流し込み。 桟を落とし込み、しっか…

障子作り3作目-塗装

ぶじに桟加工も上手く行ったので塗装に移ります。塗料は水性の透明ニスにしました。白木作りの風情が良いのでそのまま残しておいて耐久性とカビ対策のために透明ニスを塗っていきます。 作業台に持ってきて。 まずやることは、バーコード剥がしです。これが…

障子作り3作目-桟つくり

いよいよ障子つくりも再開し、肝心かなめの桟作りとなります。材料は12㎜角の桧を使います。ところで今回の桟の加工寸法はすべて現物合わせになります。 まずは材料を前回作った桟受けにいれて長さをマークしておき。 マークにそってジグソーでカットする…

障子作り3作目-桟受け加工

前回はフレームの接着をしたところです。さて今回は、フレームの内側に障子の桟を受けるための桟受けを加工していきます。この桟受けの数と配置は障子のデザインに直接関係してきます。出来上がりの障子をイメージして、自分の作りたいマス目の大きさと桟の…

障子作り3作目-フレーム接着

さて今回はフレームの接着工程です。 新しく障子を作る場合には、フレームは直角を出しながら組み立てるのでしょう。しかーし、古い家屋でカーテン付けの窓に後付けの障子を作るときに、どのようにして隙間なく組み立てるか?と考えて思いついた案が、窓枠そ…

障子作り3作目-トリマー加工

前回の記事で障子のフレームが出来ました。今回は、レールの中でうまくスライドする様に上下のフレームを削っていきます。2作目の時には上部は角材を貼り付けて作っていたのですが、今回はトリマーで削り出して一体物で作ります。手間がかかりますが、丈夫…

障子作り3作目-フレーム作り

こんにちは。明けましておめでとうございます。今年も何やかやとDIYをしながら森の中の生活を綴っていきますのでよろしくお願いします。 正月は本拠地でゆっくりしていました。しばらく休んでいると仕事をしたくなり、今週から富士山麓の山小屋に移動して過…

障子つくり3作目ーレール作り

今回は障子が滑るレール部分を作っていきます。いわゆる和室の作りでは、下側は敷居、上側は鴨居と呼ばれている部分のレールにあたります。 前回の記事では、窓枠部分の拡張をしました。 moribito70.hatenablog.com さて加工を始めるまえに、グラフ用紙に寸…

障子つくり3作目

先日初雪が降って、ここ富士山麓でもいよいよ冬本番になってきました。ところで我が家の2部屋あるうちの、洋間は断熱と無垢材の壁へのDIYが進んできて住みやすくなってきました。DKが夜の間に4~5℃位に下がっているときでも、約10℃位をキープすることが…

本棚を作りました

本が増えてきたので整理のために本棚を作りました。場所は、障子の収まりのところ。材料は無垢の木材で、使い残りで保管していた端材を使います。 写真は本棚を置く場所です、サイズは30cm✖170㎝程度で幅狭の隙間家具調になります。 端材を集めて、棚板のサ…

薪ストーブを室内へ移設

このところ朝は6~7℃で、かなり寒くなってきました。ここらで、薪ストーブも室内へ移設し、冬モードへと移行します。 薪ストーブを買ったのは今年の1月、寒い冬は山小屋には薪ストーブがいる!と思い購入。その後、2‐3月はDIYで室内に設置して暖を取っ…

雨戸の戸車修理

久しぶりにDIYの話を。 我が家の雨戸は杉板で出来ていて、高さが2.4mくらいあるために、6-7㎏はありそうな重量級の雨戸です。この雨戸が、入居したときから、開け閉めのときの動きが渋くかなりの力を必要としていました。しかも右に左に動かす必要も。 毎日…

浴室防水工事 ガス釜設置から完成まで

さていよいよ、最終段階、ガス釜とバスタブを設置します。まずは、排気口となる部品を取り付けます。丸い筒が排気口、四角く開いているところが吸気口となります。 ガスホースも新しいものに取り替えます。 本体の丸い筒を排気口の筒に差し込みながら、外枠…

浴室防水工事 シリコンコーキング

浴室防水工事も、いよいよ最後の工程になります。シートを貼った隙間とタイルの目地の隙間にシリコンコーキングを施します。隙間からの水の侵入を防ぐためにうまく充填する必要があります。 まずは養生から。排水口の部分は特に注意して。マスキングテープを…

浴室防水工事 立上げ部へのシート貼り

床シート貼りがなんとか終了したので、残りのシートを使い立上りの部分にも貼ることにしました。写真の濃い灰色の防水塗装の部分、この立上り部分にシートを貼るとデザイン的にも耐水耐寒にも効果がありそうです。

浴室防水工事 床シート貼り

前回で床シートの裁断がなんとか終わりました。 今日は、いよいよ接着します。メーカの施工説明やYoutubeで見たりしていましたがなかなか難しそうです。接着に使うのは2液性のエポキシ系接着剤で、混ぜたのち塗布して20分~60分の待ち時間ののち貼りつ…

浴室防水工事 浴室用シート裁断

いよいよ浴室防水工事の最終段階になります。前回のタイル貼りが終わり、洗い場の部分に浴室用シートとして東リのバスナフローレを貼ることにしました。床シートを貼ることで防水塗装の劣化防止だけではなく、冬のコンクリートの冷たさが無くなり、表面も滑…

浴室防水工事 タイル目地詰め

浴室の防水工事の流れで、洗い場部分の壁にオレンジ色のタイルを一列に張りました。今回は、そのタイル間や上下の境に白目地を詰めて、耐久性を与えるとともに見かけを整えます。

浴室防水工事 タイルを張る

しばらくぶりに、浴室工事を再開しました。 前回までに、防水塗装までを終わったところです。 moribito70.hatenablog.com さてこれからどうするか、調べたりしていました。少しデザインに工夫をする、且つ新しい方法を試すために、タイルを張ることにしまし…

浴室防水工事 防水塗装の上塗り

さて、つぎは保護塗装となる上塗りをします。その前に、ひび割れのところの塗装状態を見るとうまい具合に塗料が入り込んでいました。 コーナー部にも塗料が良く載っていました。 そこで、いよいよ上塗りを始めます。塗料はグレイコートプラス、専用の保護コ…