ようやくトイレの内装が完成しました。我が家のリフォーム工事の最初として、トイレから始めました。面積は小さいのですが、断熱材を施工して、天井、壁、床の工事から、照明とコンセントの電源工事まで含まれていて、これから進めるリフォーム工事のいい練習になりました。
森の中は湿度が高く、結露がもとですぐにカビが発生します。そのためリフォームの基本方針として、下地には断熱材を施工し、表面は自然素材で吸湿性のあるものをできるだけ使用することにしています。
下の写真は、トイレの前面、側面と背面になります。
腰壁と頭上の板壁は、パインの羽目板です。真ん中部分は珪藻土のこて仕上げとなっています。
前面には我が家のモチーフである家形のニッチを作り、はがきサイズの絵などを置けるようにしてあります。絵画展で手に入れてきた絵画はがきなどを差し替えて使えます。背景には、えんじ色の和紙を張っています。
側面は、窓を家に見立ててデザインしました。屋根の部分を追加したわけですが、埋め込みなので周囲を切り込んでいます。結構手間がかかっています。
背面には杉板を横張りしてます。杉の木目と色合いはパインとは違った雰囲気となっています。
坐ると居心地が良く、本も読めそうな空間になりました。以前とくらべて、暖かさを感じます。自然素材は、それ自体が空気を含んでいるため断熱性を持っているのが感じられます。さわっても冷たくありません。
珪藻土のこて塗は、フラットに塗るのは、なかなか難しいですね。プロしかできません。こて跡は素人が塗っても風情がでるように(?)細かい凹凸があります、というかこれしかできません。
では下地の工事は、また後程。